HITACHINAKA WOMENS HOSPITAL

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お父さんになる方へ

松本 愛 様のご主人

7月2日朝2時25分に元気な女の子が産まれました。妊娠が分かった当初、立ち会い出産は無理だと思っていました。それは妻が陣痛で苦しんでいる姿を見たくなかったのと、出血などで血を見る事が正直怖かったからです。しかし出産前日の夜に陣痛が始まり病院に来てから、次第に陣痛の痛みが増していくのを縣命に耐えている妻の姿を見て、気持ちが変わりました。「妻と一緒に出産を見届けたい」と思いました。

陣痛の間隔が早くなり、分娩室に入りました。妻は次第に強くなる陣痛の痛みに顔を歪めていました。看護師の方に「手でお尻を押してあげてね」と言われ、見よう見まねで妻のお尻を押しました。妻の痛みと共にお尻から赤ちゃんの頭が突き上げて来ました。「早く出たいよ」そんな事を赤ちゃんが言っている様な気がしました。

先生も分娩台に立ち、何回かのいきみを繰り返していると「そう、そう、上手よ」と看護師の方の優しい言葉に妻も安心して、いつのまにか「痛い」と言わなくなりました。早く赤ちゃんに会いたいと思う気持ちが、痛みすら感じさせなくなったんだと思います。「次、赤ちゃん出てきますよ」看護師さんの言葉に息を飲みました。「おぎゃあ、おぎゃあ」元気な女の子が産まれました。

妻と目を合わせて微笑みました。「よくがんばった。お疲れ様」。子供に会えた喜びと10カ月間お産に向けてコツコツと準備を重ねて無事出産を終えた妻を想い、胸がいっぱいになりました。

看護師さんが産まれた赤ちゃんと一緒に写真を撮ってくれた後、「旦那さん赤ちゃんを抱っこしましょう」と抱かせてくれました。2700グラムの赤ちゃんはとても重く温かく、父親になった喜びと責任感が腕を伝わってきました。これほど感動的な出産に立ち会えてとても嬉しかった事と、妻と一緒に頑張った事の達成感で涙がこぼれました。

入院から出産まで、優しく時には厳しく担当していただきました諸先生の方々、看護師の方々、また栄養満点の美味しいお食事をご用意していただいた調理スタッフの皆様には大変感謝しております。本当にありがとうございました。今後2人目を授かった時にはまた「母と子の病院」でお世話になりたいと思っております。

病院で働く皆様におかれましては、激務と存じますがこれからも私達の様にお産を迎える方々のサポートをよろしくお願いします。最後にスタッフの皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。

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