妊娠中のお薬の服用は、心配がつきませんよね。
時々、お腹が大きくないことでお腹に赤ちゃんがいることが実感できないためだと思いますが、「お腹が大きくない(妊娠して間もない)から薬飲んでいいですよね?」と聞かれることがあります。
妊娠期間中で、最も薬に慎重であって欲しいのは、一番胎児が敏感な妊娠4週から7週くらいの間といわれます。そうです、妊娠4週っていうと「あれ?月経が来ない?妊娠したかもしれない?」という頃。 妊娠に気づいたときには、すでに薬を飲んじゃってました・・・ってご相談に見える方も多いですが、妊娠したら出産と考えていらっしゃる方は、この頃にはできるだけ安易にお薬を飲むことを避けておけば、あとからくよくよ心配したり悩んだりせずに済むでしょう。
ただし、薬でのコントロールが必要な疾患や何らかの症状が出ている方は、この時期にもきちんとお薬をのまなければなりません。そのときには、医師が一番赤ちゃんにリスクの少ないお薬を選択してくれますので、自己判断で薬をやめたり減らしたりすることは、逆にあなたの大切な赤ちゃんを苦しめてしまいますのでやめましょう。かかりつけの医師に妊娠していることを伝えて、妊娠中の服薬プランを相談してください。