すでにご承知のとおり、当地区のインフルエンザの流行は警報期に突入し、爆発的な増加の兆しを呈しております。
当院は重症化のリスクの高い妊・産婦様、新生児を取り扱う施設ですので、みなさまには当分の間以下の点につき留意のうえ、協力方よろしくお願いいたします。
1.産婦人科、特に分娩を取り扱う施設ではインフルエンザの診察を原則行わないこととなっておりますので、妊娠しておられない方の発熱は一般の施設で受診してください。
2.風邪症状にあわせ発熱しておられる妊婦様はお近くのかかりつけ内科を受診していただくか、窓口に電話をかけて症状等を説明のうえその後の受診等の指示を仰いでください。その際、「母と子の病院に通院中であること」、「妊娠○○週で産科異常のないこと」をきちんと説明して下さい。
3.必要により当院を受診せざるを得ない有熱患者様は直接病院内に入らず、ご自宅あるいは駐車場から電話をかけて受付とご相談ください。
4.特に産科的合併症がない方のインフルエンザの治療に関しては妊娠週数の如何に拘らず妊娠していない一般の方と同様、抗インフルエンザ薬の処方と自宅安静が基本になりますのでご了承下さい。
当院は抵抗力の弱い新生児等を取扱う産科施設です。国や県の指導にもとづき、インフルエンザ感染による被害を最小限に抑えるため、当分の間ご来院のみなさまにつきましては以下の点につきご理解・ご協力をお願い致します。
1. 通院患者様に関しては、自立行動が不可能な方や未成年の場合の他は、ご主人や付添(お子様を含め)の方の同伴はご遠慮下さい。
2.風邪症状あるいは熱のある患者様は必ずマスクを着用し、受付にそのむね早目に申し出て下さい。なお、症状のない方々にもマスク着用をお勧めしておりますので、ご協力下さい。
3. チャイルドルームに入室・お預りできるのは3才迄のお子様です。感染の危険性を増加させる可能性があることをご承知おき下さい。風邪気味のお子様はお預りできません。
4.入院中の患者様とのご面会は、ご主人、患者様のご両親のみとさせて戴きます。ご友人、子供同伴等の面会はお断り申し上げます。