妊娠20週頃までの女性が風疹にかかると胎児にも感染し、先天性風疹症候群(心疾病や白内障、難聴等の症状)が生じることがありますので感染しないように十分な注意が必要です
そのためには、以下の点について留意してください
① 人の集まるところに外出する時はマスクを着用し、帰宅後うがい、手洗いを励行しましょう。
② 妊婦や妊娠の可能性がある方への感染を予防するには、同居の家族から感染することを考慮し、周囲の方が風疹にかからないことが重要です。
③ 風疹の感染を防ぐ最も有効な方法は、予防接種です。30代~50代の男性および妊婦の夫や同居家族、妊娠を希望する女性のうち、風疹にかかったことや予防接種を受けたことがない方については、一般の内科診療施設等で相談のうえ、予防接種を受けることについてご検討ください。